まずは、登場する文字の確認をしよう
\(m\):質量
\(a\):加速度
\(F\):力
物体にある一定の力\(F\)を加えて、
加速度\(a\)を生むことを考えると、
物体の質量\(m\)が大きいほど、加速度\(a\)は小さく、
物体の質量\(m\)が小さいほど、加速度\(a\)は大きくなる
ざっくりいうと、
質量\(m\)が大きいほど、動きにくい、
質量\(m\)が小さいほど、よく動く。
この内容をうまくいうと、
質量\(m\)は、物体の動きにくさ
といえる。
今度は、元々動いてる物体に、
逆向きの力を\(F\)(ブレーキ)を加えて
逆向きの加速度\(a\)(減速)を生むことを考えよう。
この場合でも、さっきと同様に
物体の質量\(m\)が大きいほど、加速度\(a\)は小さく、
物体の質量\(m\)が小さいほど、加速度\(a\)は大きくなる
ざっくりいうと、
質量\(m\)が大きいほど、減速しづらい、
質量\(m\)が小さいほど、すぐ止まる。
この内容をうまくいうと、
質量\(m\)は、動いてる物体の止めにくさ
ともいえる。
これらをまとめて、
質量\(m\)は、物体の動きにくさ/動いてる物体の止めにくさ
を表すものといえる。
おまけ
\(F=kx\)からばね定数\(k\)の意味を考えよう。
まずは、登場する文字の確認をしよう
\(F\):力
\(k\):ばね定数
\(x\):変位(ばねの伸び)
物体にある一定の変位\(x\)(伸び\(x\))を作るために、
必要な力\(F\)を考えると、
物体のばね定数\(k\)が大きいほど、必要な力\(F\)は大きく、
物体のばね定数\(k\)が小さいほど、必要な力\(F\)は小さくなる
ざっくりいうと、
ばね定数\(k\)が大きいほど、硬い、
ばね定数\(k\)が小さいほど、柔らかい。
この内容をうまくいうと、
ばね定数\(k\)は、ばねの硬さ
といえる。