今回のテーマは”式を読む”です。
小学生の授業で文章題を苦手とする子が多いように思われます。
文章題を解くやり方の1つをお話ししたいと思います。
具体的には・・・
立てた式を日本語に直してみて問題の内容と同じになっているか確認しよう
というテーマです。
一緒に考えてみましょう。
定価の2割引きでシャツを買ったら7,200円だった。
定価はいくらか。
(定価)×0.8=7200
答え.9,000円
式を日本語にしてみよう

このように、立てた式を日本語に直してみて、問題の内容と同じになっているか確認すると良いです。
この方法は「式は合っているかどうか」のチェックとして有効です。
もし、以上2つの式を「合っている」と感じた方はおまけ問題を確認しましょう↓↓
おまけ7,200円の120%または7,200円の2割増しは定価で合っていると感じた方へおまけ問題。
1,000円の1割引はいくらか。
また、そこから10%の税がかかるといくらになるか。
1000×0.9=900(1,000円の1割引)
900×1.1=990(900円の110%又は900円の1割増し)
答え.990円
考え方

この例と合わせると
「7,200円の2割増しが定価」ということが誤りだと納得できると思います。
今回のテーマではないですが、よくわからないときにこのように簡単な数字で検証してみることも大切です。
最後に・・・
数学が得意な方は式を一種の言語のように扱っていると思います。
この記事を通じて、それを体感できて頂けたらうれしいです。