タイトルの式の前に、簡単なものとして\(5x\)を言葉に直してみよう。
100円玉が5枚で
100×5=500 (円)
です。
この考えを広げて
\(x\)円玉が5枚で
\(x×5=5x\)(円)
です。
つまり、\(5x\)は\(x\)が5個といえそうです。
もう1つ違う捉え方で、
5円玉が100枚で
5×100=500(円)
です。
この考えを広げて
5円玉がx枚で
\(5×x=5x\)(円)
です。
つまり、\(5x\)は5が\(x\)個ということもできそうです。
これをふまえて、タイトルの式を考えていこう
\(20ab-9b=(20a-9)b\)
\(20ab\)を言葉にしてみると、
いろいろな言い方があると思います。
今回は、\(b\)を中心に、
\(b\)が\(20a\)個
という言い方で考えようと思います。
\(9b\)も\(b\)を中心に言葉にすると、
\(b\)が9個
\((20a-9)b\)も\(b\)中心に言葉にすると、
\(b\)が\((20a-9)\)個
よって、タイトルの式
\(20ab-9b=(20a-9)b\)
をbを中心に言葉に直すと、
となります。